日本人好みの甘辛味!!
ベトナム料理といえば生春巻き、一歩進んでフォー(麺)、バインセオ(お好み焼き)というイメージも定着し、ガイドブックでは決まって「中国文化とフランス文化の融合」などという仰々しい言葉で飾られています。実際には・・・やはり、とても面白いことになっています。
日本人にも通じるものがありますが、ベトナム人は外国の文化や食べ物を受け入れ独自にアレンジするという才能があるようです。春巻きは小麦粉の皮ではなく、米粉の皮(ライスペーパー)を使い、フランスパンにはパテやハムの他香菜・唐辛子をはさみ、甘辛いしょうゆをたらす。しょうゆ味っぽいビーフシチュー、中国風の炒め物に山盛りのハーブと生野菜(中国人はあまり生野菜を食べません)、といった具合です。カンボジア、タイなど近隣諸国の料理は流行と関係なく定着しています。
東南アジアにありがちな激辛料理というのもなく(一部の郷土料理を除いて)、とても食べやすい料理です。ベトナム人も辛いものは好きですが、料理が最初から辛いということはめったになくて出来上がった料理に好みで生唐辛子や、魚醤、ハーブを入れて食べる、というパターンが多いようです。極めて個人主義的な食べ方ですよね。
基本は米食。ごはんを中心とした食事です。一汁三菜が家庭料理の基本です。おかずは日本人好みな甘辛味が多く、日本の食卓にもすんなりなじみます。ベトナム料理だと気付かない人もいるほどです。スープに肉か魚のおかず、野菜の副菜といった感じで、日本とそんなに変わらないですよね。
定食屋さんではおいしそうなおかずの入った大皿が並んでいるので、好きなおかずを指差せばOK。お皿にご飯を入れその上におかずをのせてくれます。(南部スタイルの食べ方です。)
屋台はそれこそ無数にあります。甘いものから辛いものまで、朝早くから深夜まで、多種多様な屋台が街のいたるところで見られます。時間によって売っているものも違い、いつ行っても楽しめます。
例えば、甘いものならフレッシュジュース、豆乳、サトウキビジュース、ぜんざい(これだけでも種類は無数にある)、もち米やココナッツのおやつ、シュークリームやプリン、寒天など。
甘くないものなら、肉まん、フランスパンのサンドイッチ、蒸した米粉の軽食(この種類も多い)、ビーフンなどの麺、海老餃子、孵化しかけのアヒルのゆで卵、生春巻き、おこわ、お粥などなど。
とても、書ききれません。ベトナムに行ったら(お腹の具合と相談の上)いろいろ試してほしいものです。
みんな大好きな揚げ春巻き。
たっぷりの生野菜・ハーブと共にいただきます。
私の大好物。もち米や緑豆、ココナッツを使ったおやつ。もちもちした食感と、独特の甘い香りが癖になります。
ベトナムには食堂や屋台のほかに各種専門店があります。
国民食フォー(麺)はその代表格。ベトナム人は朝食に食べることが多いのですが、それぞれひいきの店があり、早朝からなかなかの繁盛ぶりです。
バインセオ(お好み焼き)も専門店で食べるものです。こちらは軽食、夜食といった感じ。
ちょっと高級なものでは大海老や蟹を出す海鮮専門店が人気です。高級といっても日本円で一人1000円ぐらいの予算で大丈夫だと思います。私はベトナムに行ったら蟹を食べずには帰られません。
その他、フエの郷土料理店、鍋料理店なども人気があります。
蟹を丸揚げにしてぶつ切りにした後にんにくで炒め、甘辛く味付けしたもの。身が甘くて本当においしい。
ベトナム料理について、軽くご紹介しましたが、興味のある方は是非、別サイト
SAIGON70'S
を訪れてみてください。私は元ベトナム料理店オーナーで調理もしておりました。現在はベトナム料理を日々試作・試食する研究家でもあります。ここでご紹介しきれなかったベトナム料理の魅力をもう少しだけお伝えできれば、と思っております。
左はお粥。とはいっても、モツやらレバーやら入ったボリュームのあるもの。栄養ありそう。
右は「シュガーアップル」という果物。ざらっとした食感(本当に砂糖のよう)でとても甘い。
日本の家庭料理にもすんなり、なじみます。我が家でも日常的に食べてます。
屋台めぐりは止められない!
甘党も辛党もきっと大満足です。
「餅は餅屋」?
やはり、専門店の味は違います。手間ひまかけて作っているだけのことはあります。
ぜひ、お試しを。
ちょっと太目のビーフンのようなもの。スープは甘め。
脱皮蟹の天ぷら。柔らかい殻ごといただきます。絶品!
鶏肉の丸焼き。パリパリの皮がおいしい。
ベトナム料理関連サイト
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