



すぐホテルへ。
宿泊先はニューワールドホテル。
ロビーでは民俗音楽の演奏を聞くことができます。普段私たちが足を踏み入れることのない(?)高級ホテルです。
ちなみに1泊の宿泊代金は私たちのホテルのおよそ10倍です!

日本人男性4名、日本人女性1名、ベトナム男性1名、ベトナム女性6名の計12名の大所帯に!
子豚の丸焼きや大海老のグリル、サラダ、春巻、山羊カレーなどを注文。
ほとんど初対面同士なのでやや緊張気味な様子です。
ここはベトナム人にはとても有名なお店で、いつでも賑わっています。この日も合コン風(?)の男女混合グループや家族連れなどでいっぱいでした。
代表的なベトナム料理はほとんどここで食べられます。「ビアガーデン」のような雰囲気です。
食事が進むにつれ徐々に話もできるようになってきました。
食事後、有名なアイスクリーム店 Kem Bach Dang にココナッツアイスクリームを食べに行きます。やはりここもベトナム人でいっぱいです。
ココナッツの殻に入ったココナッツアイスが有名。フルーツなどでパフェのようにきれいに盛付けられ、最後は殻の内側についたココナッツの実をスプーンで削りながら食べるのがベトナムっぽい。
アイス屋さんの前で解散。
この日はみんな朝早かったのでこのままホテルに戻ることに…


2人のベトナム女性と男性2人と当方2人の計6人で市内観光です。
快晴のサイゴンはとにかく暑い。なるべく炎天下を歩かないよう屋内の施設を中心に観光。



地元の人にも観光客にも有名なフォーのお店です。雰囲気はそうきれいでもない「食堂風」といったところですが、値段は一般的なフォーの値段と比べ、2~5倍程度。このあたり、フォーの店が多く、同じぐらいの価格帯のお店もあるのですが、タクシーの運転手曰く「高いからそうめったに行けない。だけど、これぐらいの値段を払うならこの店のフォーが食べたい」だそうです。
だしは効いているけど、さっぱりしています。


昼食後はサイゴン郊外の公園へ出かけます。
ここに限らずですがベトナムの公園やテーマパークはとても大がかりで凝った造りになっています。この公園は「メコン河下流ののどかな風景」を再現したような雰囲気です。川の支流沿いにバナナや椰子の木、魚獲り網、やしの葉の屋根の小屋(トイレになっている)。静かで美しいまるで本当の「田舎」の風景です。
暑さから逃れ、屋根のついた(人工)川沿いの休憩所に避難。しばらく女性との会話を楽しんでもらうことにしました。とはいえ、言葉がすんなり通じるわけではありません。持参していただいた日本のガイドブックや、ベトナム単語帳を見ながらの(英語も交えながら)の片言会話です。彼女たちは英語が話せるようです。彼女たちは日本のガイドブックにのっている様々な写真を興味深そうに見ています。特にお膳にきちんとセットされた旅館の食事は「おもちゃみたいでかわいい」そうです。
ビールなど飲みながら、みなさんリラックスされている様子で、ちょっとほっとしました。
この後公園を散策しながら、写真を撮ったりして過ごし、サイゴン市内へと戻ります。
ホテルで休憩後、食事会です。





「ベトナム人もいるので刺身などは最小限に」とお店にリクエストしておいたのですが、何のことはない、彼女たち大の日本食好きらしい(珍しいです)。慌てて刺身と寿司を追加注文。
2時間ほどこの店で過ごし、女性たちはバイクで帰宅。私たち「日本人組」は飲み屋さんへ。
夜遅くまで飲んで語り合ったのでした。
9:30にはサイゴンを出たかったのですが、何しろベトナム人のペースはゆっくりです。起きるのも、準備するのも、歩くのすら遅い…そんなわけで予定より1時間遅れでサイゴンを出発。
今日は田舎に住む女性たちに会いに行きます。車で2時間半ぐらいの小さな町ミトーで待ち合わせ。南部の名物料理の昼食を取り、みんなでメコン河クルーズを楽しむ、夕方彼女たちのお宅にお邪魔して家庭料理をごちそうになる、という予定だったのですが…
13時ぐらい。もうすぐミトーに到着!という時になり突然ベトナム人スタッフが「今日のお昼ご飯も家で用意したから今からそちらに向かいましょう。」と言い出すではないですか。女性たちの住むのはここからさらに車で30分ほどの村です。本当は彼女たちはこの町まで来ているはずでした。ところが当然来ていない。家でご飯を作って待ってくれている、とのことです。
メコンクルーズの拠点となるのはここミトーです。つまり、今日クルーズを決行するには、単純に考えて往復1時間の道のり、食事時間に1時間、さらにベトナム時間をプラスして1時間、ここに戻ってくるのは3時間後(つまり16時過ぎ)ということになってしまいます。
とてもクルーズなんてできそうもありません。
そのときは何故急に予定を変えたのか理由がわからず、腹立たしいやら、お客様に申し訳ないやらで、もやもやしていましたが、後でその理由を知り、納得。女性のお母さんたちが、娘たちだけで見ず知らずの外国人と会うのに抵抗感を持ち(人身売買まがいの国際お見合い結婚も横行していますので)、まず家に案内して自分の目で確かめたい、と思ったようです。大事な娘です。当然といえば当然のこと。
でも、本当はもっと前に(ツアーの計画・打ち合わせをしている段階で)言って欲しかったのですが…
ということで、彼女たちの住む村へ到着。
表通りから小道に入ると、迷路のような曲がりくねった道が続きます。南国植物に覆われた小さなかわいい家が並び、庭先で涼む人たちののんびりした姿が見られます。
女性のお宅はこじんまりとした開放的な造りのベトナムらしい家でした。
家の中も庭もその先にある道すら、境目がなくすべて一体化しているように感じられます。クーラーはなく扇風機が湿った温かい空気をただかき回すだけです。時間の流れはゆっくりで誰一人急いでいる人はいません。
確かにここの人たちにとっては私の立てた「ツアー日程表」などほとんど意味をなさないのだな、と妙に納得。
昼食に用意してくれたものは、茹で丸鶏のぶつ切りとその茹で汁で作った鶏粥、サラダ、山羊カレー、など。おいしかったのですが予定がこなせなかったのが気になって仕方なく、ほとんど食べられず、その上料理の写真を撮るのも忘れてしまい、さんざんです。
女性たちは初対面の男性たちを前に緊張気味でみんなおとなしい。多分母親も一緒にいるからだろうと思いますが、それでもやはり日本の同年代の女性に比べたら初々しい雰囲気です。
昼食後、クルーズは無理だけど、散歩にでも行きましょう、ということになり会員女性3名と共に出かけることになりました。
マイクロバスの運転手さんに「お寺に行って欲しい」と頼んでおいたのに何故か着いたのは海。「お寺は明日のルートで通るから明日行けばよい。ここは俺のお薦めスポットだ」というような理由で連れてきてくれたよう。どちらでもいいけど一言言ってください!


着いたのはやはり「海の家」風のお店。
蒸した貝や蟹をたらふく食べました。確かにおいしかったです。


そして再び女性宅へ、夕食をごちそうになりに行きます。
夕食のメニューは山羊カレー鍋(中華麺を入れて食べます)、豚の角煮、サラダ、など。お昼よりみんな打ち解けた雰囲気。でもまた写真撮影を忘れてしまい、今更ながら後悔!
22時過ぎホテルに戻り、就寝。
当方のスタッフ(男性)とお客様1人は、ホテル横で行われていた地元の人たちの飲み会に飛び入り参加したようです。
もともとの日程はこうでした。
「お寺などを軽く見学し、11時前にはミトーを出発。昼過ぎにサイゴンへ着き、昼食。その後市場やデパートで買い物、食事会、ホテルでシャワーを浴び、荷物をまとめ空港へ」
ところが、昨日日程を変更した為、まだメコンクルーズをしていません。そこで今日決行することに。
不安でいっぱいなのは私だけでベトナム人たちは「大丈夫」と言うばかり。
7時半出発予定が、また遅れ8時過ぎに…
まずは、お寺に向かう。


ベトナム語&英語を話すガイドさんと共に出発です。誰も彼の説明を聞いていないのが気になりますが、まあ、よくあることなのかもしれません。
ベトナム女性6名(会員3名・付き添いのおばさん1名・スタッフ1名・スタッフの姪1名)、ベトナム人の子供1名、日本男性3名、日本女性1名、計11名。今日もまた大所帯になってしまいました。
田舎の女性は無邪気で純粋です。単語帳片手に男性とコミュニケーションを取ろうとがんばっています。健気でかわいらしい彼女たちを見ているとこちらまで笑顔になってしまいます。






「象の耳」という名前の魚の唐揚げが有名です。他にも名物料理は数多くあるはず。当然あれこれ注文してくれたものと思っていたら、出てきたのは「コブラ粥」。あのコブラがお粥になっているんです。
私はいいんです、それでも。でも初めてベトナムへ来たお客様たちが、果たしてそんなもの食べたいのでしょうか…
一応味の話ですが、おいしかったです。酸味のあるさっぱりしたスープで煮込んであり、身は脂身のないうなぎのようです。
今更追加注文したら、いつ料理が出てくるかわかりません。サイゴンへ帰れなくなってしまいます。それどころか日本に帰れなくなってしまうかもしれません。
まだまだみんなのんびりムードですが、もうそろそろ腰を上げなくてははいけません。みんな(ベトナム人)をせかし、メコンクルーズ終了となりました。


女性たちに別れを告げてサイゴンへと戻ります。遅くとも17時にはサイゴンへ着いていたかったのですが、おそらく無理でしょう。気は焦るばかりです。
日本人と運転手以外はみんな熟睡していますが、私はとても眠れそうにはありません。
運転手さんも焦っているのか、いやにスピードを出しているのも気になるところです。
サイゴンに到着したのは18時過ぎ。まだ、買い物にもご案内できていません。
サイゴンの女性会員が到着し。行動し始めたときには市場はもう閉まっていて、その周辺の夜市しかありません。めぼしい物がなかったので、夜市の屋台で最後の晩餐となりました。屋台とはいえ清潔で、メニューも豊富、本格的なベトナム料理ばかりなので侮れません。今回のツアー中、初の「生春巻」を食べ(意外とベトナム人は生春巻を食べません)、「孵化しかけのあひるのゆで卵」にも挑戦されました。
屋台での食事後、一旦ホテルに戻り荷物をまとめ、21:30、空港に向けて出発です。
こうして「濃い」ベトナム交流ツアーは幕を閉じました。
でも女性との交流は始まったばかりです。メール交換や手紙などでたくさんお話して素敵なパートナーを見つけていただきたいと思っています。
3泊5日の強行日程にお付き合いくださり、本当にありがとうございました。